Pexip社CEO インタビュー

Pexip社Simen Tegre氏

Pexip AS のCEO、Simen Teigre氏にインタビューを行い、Pexip社とPexip Infinityについてうかがいました。
(2014年10月の内容です)

Pexip AS. CEO Simen Tegre氏

1. Pexip を設立した経緯をおしえてください

人々の働き方とビデオコミュニケーションの在り方に革命をもたらいしたいという考えからPexip社を設立しました。
企業や団体の誰もが自由に利用できるコミュニケーションツールがないのか?
社員ひとりひとりに専用のメールアドレスと電話番号があるのと同じように、ひとりひとりが自由に使える仮想会議室をもっていたら、今のコミュニケーションが変わると思います。

2. Pexip Infinityの開発で苦労した点はありますか?

テレビ会議業界の経験に長けた技術者が多いため難しさは感じませんでしたが、新しい技術や機能の開発にはとてもやりがいを感じました。
従来のサーバ上で展開する分散型ビデオコミュニケーション構造の開発は今までありませんでした。私たちは、自動検出と自動設定だけでなく、エラー耐性などのいくつかの非常に重要な課題に取り組みました。これらは、分散型のインフラストラクチャの動作の基本であり、すべて解決しました。
また、従来のサーバ上の映像・音声のパフォーマンスの問題にも取り組みました。専用のハードウェアを必要しない製品として、一般的なIntelで展開する映像・音声のパフォーマンスを最適化し、カスタムハードウェアを上回る性能となりました。その結果、Pexip Infinityは高速アップデートに対応し、機能拡張など多く、以前には不可能とされていた技術を備えることができています。

3. Pexip Infinityのターゲットを教えてください

Pexip Infinityは、企業の規模に関わらず、社内はもちろん、取引先、顧客や他の外部の連絡先と –さまざまな場面でビジュアルコミュニケーションの幅を広げたい、コミュニケーションを活性化させたい企業に最適な製品です。
Pexip Infinityは、テレビ会議、音声会議、Web会議、および資料共有などを高品質映像と音声での連携を可能にします。
すでにさまざま分野の企業や官公庁、教育機関でPexip Infinityを活用されています。

4. Pexip Infinityの特長を教えてください

- 100%仮想化された分散型マルチポイント映像、音声、資料共有インフラストラクチャである点です。Skype for Business(Microsoft Lync)をはじめ、WebRTC、従来のテレビ会議、電話会議などほぼすべての会議ソリューションとシームレスな接続を可能にします。

- 従来のITインフラ内の任意の既製のインテル®ベースのサーバ上で動作し、簡単に展開・管理できます。

- 帯域利用やそれにかかるコストを飛躍的に削減しながらも、高品質会議を可能にします。

- 業界標準のITツールで管理でき、拡張に優れています。VMwareおよびvMotionに完全サポートしています。

- 接続互換性、会議数の制限、レイアウトオプション、クロスプラットフォームでの資料共有機能など、Skype for Business(Microsoft Lync)の機能をそのまま拡張利用することができます。

- Pexip Infinityは接続互換に優れているため、既存ツールを無駄にすることはありません。いつもと同じように、同じシステムから会議ができる環境を提供します。さらに直感的に操作できるので特別な操作トレーニングはもちろん、面倒なソフトウェア・ハードウェアのアップグレード作業も必要ありません。

5. 今後の展開について教えてさい

Pexip Infinityの拡張性をさらに広げたいと考えています。今日、私たちのビッグユーザは、典基本的に、50~60のカンファレンシングノード(仮想サーバ)を展開しています。これは、すでに業界をリードしている数ですが、ひとつのシステムで数100のカンファレンスノードを展開できるようになることを目指しています。
また、操作面の改善やクロスプラットフォームの連携や残りのすべての障壁を取り除くことにも注力していきます。
Pexip Infinityの強みは、Apiを第三者が利用可能できるように展開していることです。さらにApiに機能を追加し、第三者の開発者のために拡張性に優れた分散型プラットフォームの展開を目指しています。

6. 今後5年後のテレビ会議、Web会議、音声会議市場成長をどうご覧になりますか?

テレビ会議市場は今後あまり成長しないと思います。それにはいくつかの理由が挙げられます。:

- システムの互換性に制限があること

- 機器が高価なこと

- 管理に手間がかかること

Pexipのゴールは、操作性に優れ、接続するシステムを選ばず、低コストで導入でき、誰にでも高品質のビデオコミュニケーションが利用できる環境を提供することです。
これらの基本的な障壁を解決することにより、Pexip Infinityは今後5年間で急速に成長すると考えています。
テレビ会議・音声会議・Web会議の連携は、ユーザに最適なコミュニケーション・会議環境を提供し、今後5年間で大きく成長すると期待しています。

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